七期会は今年も定例日の７月７日に開催され、２４人が集いました。雨の心配をしていたのに、前日に例年より１５日も早く梅雨が明け、この日は何と３５度を超す予想外の猛暑日になりました。そんな中、まず新宿御苑を元気に散策しました。

体調不良の白山久二男先生が昨年に続いて欠席されたのは残念でしたが、山本順一先生と宮阪光男久我山会副会長にご参加いただきました。午前１０時に新宿駅に集合し、山本先生を含め１９人が「さあ行くぞ」の掛け声で歩行を開始。しかし熱中症になってはいけないと、御苑散策は予定の３分の１程度に短縮しました。それもできるだけ緑陰を縫って歩くようにコースを選び、休憩所で汗をぬぐい水分補給をしながらしばし歓談しました。

散策後は副都心街にある「新宿ワシントンホテル」に移動して、ホテル直行組の５人と合流して１２時半から懇親会。宮阪副会長の発声で高らかにグラスを掲げ、健康を祝し合いました。続いて山本先生に恒例の母校の近況報告、同期の岸輝雄久我山会会長に同窓会報告をしていただきました。

今年特記したいのは、７年間も難病のパーキンソン病と苦闘しているＳ君が、娘さんの介添えで車イスで参加してくれたことです。「ある日突然、体が動かなくなった。皆さんもいつどんな病に襲われか分からない。気を付けよう」とＳ君が明るく、力強くあいさつ。すると、期せずして会場から激励の拍手が湧きました。

七期会の仲間は来年ほとんどが「喜寿」を迎える節目の年です。これを記念して、１泊旅行の話が出るなど、尽きない話題にあっという間の２時間半が過ぎました。そしてお互いの「千秋万歳」の願いを込め、再会を誓い合いました。