平成27年度の七期会は７月７日、東京・新宿のワシントンホテルで開催しました。梅雨空にもかかわらず、恩師の山本順一先生、宮阪光男久我山会副会長にご出席いただき、総勢20人が参集しました。

今年は諸般の事情から例年のような散策形式はやめ、ホテルでの昼食会にしました。今回は11年の長きにわたり久我山会会長の重責を果たし、５月に退任した同期の岸輝雄君に感謝し、慰労の意も込めた会にしました。

まず岩�浮ｪ「こんなにも長く会長を務めてくれたのは七期会の誇り」と彼の労苦をねぎらいました。
これに対し岸君は思い出話を交えながら「母校の先生方や同窓生の皆さんに支えられ、無事会長を務めることができた」と謝意がありました。宮阪副会長が岸君と彼を支えた七期会に対する謝辞を述べたあと、同副会長の発声で乾杯・懇談に移りました。この後山本先生から、母校の近況報告などをしていただきました。

続いて有志が次々とスピーチ。その中で芦屋から駆けつけてくれた初参加のＦ君が「久我山での生活は忘れられない。特に山本先生に『もっと本を読め』と忠告を受けたことが、その後の自分の人生の力になった」などと59年前の思い出話を披露し、皆の喝采を受けました。さらに「外へ出て若い人と付き合え」「俺は医者に掛かったことがない。薬は毒と思え」「ドル高で会社経営に苦労している」などと、健康法から母親の介護の苦労話までユーモアを交えての多彩な近況報告がありました。

この和やかな雰囲気につられて「七夕や意気軒昂の七期会」との名句？　まで飛び出すほどの盛り上がりでした。この後近くの都庁32階の喫茶室に移動、お茶を飲みながらの歓談が続きました。