國學院大學創立120周年記念事業の一環として取り組んできた、渋谷キャンパスの再開発事業が8年余の時間を要してこのたび完成した。10月4日(日)に、その記念祝賀会と見学会が盛大に催され、久我山会もご招待を受け列席した。
再開発事業は、第一期工事として講義棟としての120周年記念1・2号館、第二期工事として18階建ての若木タワー、第三期工事として学術メディアセンター、そして今秋最終工事の3号館竣功によって完成となり、渋谷キャンパスは「国学の殿堂」に様相を一新した。
國學院大學の文字が刻まれた巨石を配した正門を入ると、巨大なモニュメント「翔」が来訪者を迎え、神殿前庭には清流の神奈備川が配されて、日本の伝統文化を感じられる佇まいとなっている。
午前中の見学会に続き正午から祝賀会が催され、学術メディアセンター1階の常盤松ホール・ロビー・カフェテリアを通した会場は、お祝いの招待客で溢れかえった。
学術メディアセンター地階の考古学資料館・神道資料館は一層充実した現代的な施設に生まれ変わり、無料で公開されているので、大学卒業生以外にも是非見学をお勧めしたい。
(報告:副会長・宮阪)
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