去る6月26日、三鷹市芸術文化センター「風のホール」で、音楽部の第40回記念定期演奏会が開催され、今回も合同ステージで、33名のOB･OGが現役と共に混声・男声・女声合唱を歌いました。 現役との合同ステージは昭和52年度の第２回定演以来、ずっと続いているものです。

今回は、第1回定演から昨年の39回までご指導頂いた大久保正義先生が定年退職され、昨年、着任された若き飯島正徳先生のご指導による初めての演奏会でした。この定演に向け、2月から月1回の校内練習と5月の連休では、河口湖での現役の合宿にも合流し、練習を積み重ねて参りました。

今回のテーマは「四季〜未来を繋ぐ歌声〜」と題し、今井寛人校長先生ご臨席の下、我々は「春の小川」「朧月夜」「紅葉」など所収した唱歌集を暗譜で歌い、聴衆に感動を与える演奏ができました。

音楽（合唱）は、老若男女問わず、一緒にプレイできます。我々OB･OGも現役生と共に、同じ釜の飯を食い、一つの芸術を創造していく過程を共有できることに喜びを感じています。 何かと世知辛い日常の中で、あの青春の日々を単なる懐古ではなく、アカデミックな空間に浸れること、また、そのような場をいつまでも理解し、提供して頂ける母校並びに久我山会に感謝しております。