会長あいさつGreeting
平成26年 新年挨拶久我山の絆
平成26年の新春に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は本会の活動にご協力を戴き、誠に有難うございました。厚くお礼申し上げます。昨年は炎暑が続き、また記録的な豪雨、更に季節外れの大型台風と異常気象に悩まされました。皆様はいかがでしたでしょうか。被害に遭われました方々には、心よりお見舞いを申し上げます。
母校は、今年めでたく創立70周年を迎えます。歴代の校長先生はじめ多くの教職員の皆様のご努力により躍進を続けておりますことは、誠に喜ばしいことでございます。男女の特性を生かした男女別学制度の確立、学習面では国公立大学並びに私立難関校への合格者の増加、また近年医学系大学への進学も目覚ましく、6年一貫教育の成果が表れています。
クラブ活動の面でも様々な大会に出場し、練習等に制約のある環境の中で、立派な成果が文武両道のお手本として大変高い評価を頂いておりますことは、卒業生にとって、喜びに堪えません。このような様々の発展の中で巣立った卒業生は3万3千人を超え、北は北海道の幌延から、南は鹿児島県の沖永良部まで、各界で多くの指導者を輩出し、このなかで久我山の絆が、強く大きくなっていることを感じます。創設者岩崎清一先生と佐々木周二先生の「絆のお手本」のような、深い絆は周知のとおりですが、社会の中でも久我山の絆がいろいろと生まれています。母校との絆、恩師との絆、同期生との絆等々を、大事にしたいと思います。健康茶として広く愛飲されている「杜仲茶」は一期生のSさんとAさんの久我山の友情の絆から生まれた産物です。特に草創期生は堅い絆で結ばれているようです。ご高齢のなか、健康にご留意され、いつまでも母校へのご支援をお願い申し上げます。
本会の運営も順調に推移しておりまます。HP上の「掲示板」も、同期会開催通知をはじめ、利用が少しずつ増えています。同期会等の最初の開催には、久我山会より援助がございますので、母校にお尋ねください。
恒例の「新年交歓パーティー」は1月11日(土)に吉祥寺第一ホテルにて開催致します。年々参加者も増え、卒業生が自由に、気楽に恩師と会話のできる年に一度の機会です。ぜひご出席下さい。母校の発展と同窓生の更なる飛躍をこいねがい、幸多き年となりますことを、心よりご祈念申し上げます。
國學院大學久我山中学高等学校同窓会
久我山会会長 岸 輝雄