会長あいさつGreeting
平成31年 新年挨拶和敬清寂
新年おめでとうございます。 謹んで新年のお慶びを申し上げます。日頃は同窓会久我山会の活動にご理解とご協力を頂き有難うございます。本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。
本年は母校が75周年を迎えますが、この10年間で久我山の卒業生は毎年約450名余増えており、これまでに積み重ねてきた卒業生も今や3万6千余名となりました。また、現在母校國學院大學久我山中学高等学校の在校生は2千4百名超と都内最大級となっています。母校の発展は嬉しいものです。
この3万6千名余の卒業生の皆様は様々な分野でご活躍されていることと思いますが、これまではそのご活躍の様子をなかなか知る事が出来なかったのですが、最近ではSNSなどのデジタルな繋がりができるようになり、皆さんの活躍ぶりも少しは垣間見ることの出来るようになって来ました。実際に久我山会へご案内頂き出席させて頂く同期会(中には卒業以来66年も毎年休む事なく続いている同期会や卒業生同期の約半分以上が集う毎年その年のメンバーで行われている成人の会)もありますが、一方で久我山会には声がかからないまでも、クラブ、同期、それ以外にそうした枠を超えた繋がりでの久我山の集まりも沢山ある様です。これらの様々な活動の様子などが、SNSなどを通じて知る事が出来ますが、今後はもっと多くの卒業生の皆さんの活躍ぶりを知り、そして同窓会や学校のみならず、広く世間にも知らしめる事が出来れば良いなと考えております。
同窓会の最も大きなイベントは毎年1月に開催されます新年交歓パーティーです。2019年は1月12日の土曜日に開催されます。年々おいでいただく同窓生も増えて来ていますので、今年は会場の設定も変え皆さんが交わる事が出来る様に工夫しております。様々な業界のネットワーク作りの一環として医療関係同窓会(医師部会)や飲食関連の方々や様々な業種の方々のネットワークを推進するコーナーを設けて、皆さんへご紹介や繋がりを推進する予定です。このパーティーでは、和やかに打ちとけて、お互いを敬い尊重し合う“場”が出来れば良いと思います。先輩、後輩という縦の繋がりも大切ですが、こうした横の繋がりも今後は広がるようにしたいと思います。
かつては温故知新という言葉も大切な考えだったと思いますが、今やデジタルソリューションによる変革(デジタル・トランスフォーメーション)の時を迎えています。18世紀の かつてのイギリスで発生した産業革命が世の中を大きく変えたのと同じ様な大きな社会の変化をもたらしているデジタル・トランスフォーメーションの時代です。こうしたデジタル技術やAI(人工知能)が社会を大きく変革して来ている今、新しきものを学び、古い概念を打ち破り取り入れていく活力が必要とされている世の中だと思います。
同窓会もこれまでの先輩・後輩という縦のつながりを大切にしながらも、新しく同窓会のメンバーとなった様なデジタル世代の若者が交われる様な同窓会としたいと願っております。
皆様のご健勝と母校の更なる発展をご祈念申し上げます。