國學院大學久我山中学高等学校 おめでとうございます

今年、母校は創立80周年の輝かしい年を迎えました。

今年いくつかの記念行事が企画されているようだが、記念イベントのトップを飾って、6月に2つの大きな行事が催された。

一つ目は「創立80周年記念講演会・日本の伝統を守る 教えて、幸四郎さん!」が、歌舞伎役者十代目松本幸四郎氏をお迎えして、6月11日(火)16:30から武蔵野市民文化会館大ホールにおいて開催された。

この日のために、幸四郎氏が久我山バージョンで内容を考えていただき、代々受け継がれてきた歌舞伎の技術や決まり事など、歌舞伎の歴史や魅力についての映像を交えての講演と、舞踊の実演を披露。わかりやすくて楽しいお話と素晴らしい実演を鑑賞することができ、会場内は女子部生徒と若干の男子部生徒、そして保護者の方々であふれ大盛況となった。

また、最後には、松本幸四郎氏監修の書籍に、家紋手拭い、サイン色紙のセットが10名の生徒に当たる特別企画のくじ引きや、幸四郎氏への質問コーナーもあり、生徒たちの歓声に包まれた。

二つ目のイベントは、翌週の6月18日(火)14:00からサントリーホール・大ホールにおいて、「創立80周年記念芸術鑑賞会」が主に中学生を対象に開催され、多くの生徒及び保護者が、東京シティ・フィル首席客演指揮者の藤岡幸夫氏による、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の大演奏を堪能した。

記念演奏会の第1部では、久我山卒業生の音楽家3名による素晴らしい独奏が披露された。
・オーボエ 冨永青志さん(73期生 東京藝大オーボエ専攻3年)
・チェロ  苅田鉄平さん(55期生 東京藝大卒、桐朋学園大学院修士課程終了)
・ソプラノ 櫻井愛子さん(62期生 東京藝大卒、同大学院声楽専攻修了、
             ウィーン国立音楽大学大学院リート・オラトリオ専攻修了)
母校創立80周年にあたり、この3名の卒業生がサントリーホールで東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団とともに演奏し、その公演を鑑賞できた特別コンサートとなった。

続いて第2部では、東京シティ・フィルハーモニー管弦楽団による演奏、特に最後にラヴェルのボレロではオーケストラのフルメンバーが様々な楽器を奏で、馴染みのある華麗な楽曲の演奏を堪能した。アンコールは映画ゴジラのテーマ曲なども演奏され、楽しい祝賀コンサートとなった。

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