平成29度七期会

ロッテ・井口資仁内野手(44期)、21年間感動をありがとう。

「ホークスで8年、米国で4年、ロッテで9年。常にチャレンジすることを忘れずにトライし続けてきた」井口資仁内野手(42歳)が、9月24日の試合をもって現役生活に別れを告げた。

プロデビュー戦で初本塁打を放った井口選手が、20年後の引退試合でもホームランで有終の美を飾るという鮮烈な記憶を我々同窓生に残した。

 
サンスポ井口 スポニチ井口
▲9/25付「サンスポ」「スポニチ」の1面    

プロ野球入団時の目標を「2000本安打、メジャー挑戦、40歳までの現役」として掲げ、そのすべてを成し遂げた井口選手。日米3球団で5度の優勝に大きく貢献した。

母校・久我山時代、2年夏に3番・遊撃手として甲子園の全国大会に出場。2年の秋から3年の夏まで主将を務めた。その後、青山学院大学へ進学。4年時にはアトランタオリンピックに野球日本代表に選ばれ、銀メダル獲得に貢献した。

久我山同窓生初のオリンピック出場を果たした井口選手の健闘を祈って、当時母校では在校生が校庭に集合して盛大な壮行会を催した。

井口選手は、折を見ては母校を訪問し、東京予選の久我山の試合にまだ小さかった長女の琳王(りお)ちゃんを伴って応援する姿も球場で見受けられた。井口選手がプロ入りした当時のダイエー・王貞治監督が名前の由来となったこの琳王さんも17歳になり、今回の引退試合の始球式を務めて父の引退に花を添えた。

かつて行われていた「井口選手を励ます会」には、母校の恩師、野球部OB・OG会の皆さん、久我山会役員なども多く招かれ、井口選手と交流を密にしてきた。

久我山会では、井口選手に20年の長きにわたり大変お世話になっており、毎年恒例の新年交歓パーティーの福引には、試合で使用したバットや多くのグッズを景品として毎回提供していただいている。改めて厚く御礼を申し上げたい。今年現役引退の意向を受けて、久我山会では来春の新年交歓パーティーに、井口選手にぜひ参加してもらい「お疲れ様と感謝」の意を示したく、出席いただくよう申し出ているが、来期ロッテの監督就任が濃厚で、多忙の中実現するかは未定。

21年間本当にお疲れ様でした。感動をありがとう。井口選手は母校と同窓生の誇りです。新たな高みに向かって更にチャレンジをし続けてください。

(報告:副会長・宮阪)
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