学校長挨拶Greeting
平成28年新年挨拶若者の成長を願って
國學院大學久我山中学高等学校同窓会久我山会の皆様、新年あけましておめでとうございます。ご家族の皆様とともに、穏やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、上脇新会長の新年挨拶にありますように、新会長は私と同期であり、母校への思いが大変強いので心強く思います。一方、長年会長をお勤め下さった岸輝雄前会長には、これまで久我山会はもちろん、母校に対しましても多大なるご支援をいただいて参りました。学園を代表して、衷心より感謝申し上げます。
昨年度は学園創立70周年、本年度は女子部創設30周年の節目でありました。第4代校長であり、國學院大學との合併後最初の校長である佐々木周二先生が将来を見据えて、中学を再開、女子部を創設されました。以来30年であります。この間、実に多くの先達のご苦労があって、今の学園の姿があるのだということを改めて思い返したとき、心の中で手を合わさずにはいられません。
毎年のことではありますが、昨年も運動部の試合、文化部の発表会等におきまして多大なるご声援をいただきましたことに深く感謝申し上げます。各部の活躍の状況につきましては部活動応援コーナーも是非ご覧いただきたいと思います。中でも陸上競技部(長距離)が2年連続、19回目の都大路、ラグビー部が2年連続、40回目の花園です。そしてサッカー部は3年連続、7回目の選手権出場です。こちらもPKでの優勝ということで、胃が痛くなりました。運も力。そしていただいた勝利を大切にしてほしいと、部員たちに話しました。
ところで、私達大人の使命は何でしょう。それは、将来を背負う子供たちに「自分の存在はかけがえのないものという自己肯定感を持たせてあげること」、「どのような世にあっても、力強く生き抜くことができる、学ぶ力と真の優しさを身につけさせてあげること」、そして「夢、希望が持てる世の中であることを伝えること」等だと思います。教職員一同、未来を託す生徒たちのために努力して参ります。
最後に、同窓生の皆様方のご多幸をお祈り申し上げます。